講師の声

表江 晶子 先生



私の住んでいる岡山県真庭市は、高齢化が進む山間部です。
らくらくピアノ講師として、主に中高年世代の地域の皆さまに、音楽を通して、ご自身の暮らしがちょっぴり豊かになるよう、約3年間、活動をしてきました。

「ピアノが弾けて、嬉しくない人はいないわ!」
「こんないいものに、本当に出会えてよかった!」

らくらくピアノサークルに参加されている皆さんは、いつも笑顔で、サークルの時間を楽しんでくださっております。
その一方で、世間のピアノに対するイメージは、やはり「敷居が高いもの」。
「音楽を通して、居場所を作る。」ことを目指している私にとって、このイメージは、打破すべき壁でした。

そんなときに、「タップネス」のことをお聞きし、「これだっ!!」と思うと同時に、わくわくが止まりませんでした!
らくらくピアノ・タップネスを作られた、代表理事 光畑浩美先生の夢を、共に叶えていけること。
ピアノが無くても、地域の皆さまに音楽を通し、有意義な時間をご提供できること。
そして何より、認知症予防に効果があり、日本の平均を上回る高齢化が進んでいる真庭市に、社会貢献ができること。

現在、タップネス ヘルスケア音楽協会の認定資格をいただき、健康につながる「タップネス懐かしや音楽講座」を各地で行っています。
公民館のお部屋をお借りしたり、地域サロン、介護施設でもさせていただいております。
80代半ばの方が多い会場、同じ年齢でも、認知症の方々を対象とした会場、70代の方が多い会場。中には、赤ちゃんを連れたお母さまがいらっしゃることも!

「日常で笑うことってないから、ここに来たら笑えるのよ♪」
「次はいつ?また、体を動かしにきます!」

皆さん、生き生きと楽しんでくださる、音楽講座。
これからも、素敵な笑顔を引き出せるよう、経験と学びを重ねてまいります!